天然の自然素材は、木の優しい肌触りを楽しめたり、心地よい香りだけでなく、見た目にも住む人に多くの安らぎを与えてくれます。
そんな自然素材は、近年の地球環境によるエコブームの影響や、シックハウス症候群・アトピーを持つお子様などに良い素材として、さらに脚光を浴びてきています。

そういった中、自然素材を取り入れて建築する注文住宅も年々増えてきています。
床材には無垢の木、壁材には漆喰・珪藻土といった自然素材を取り入れての注文住宅やリフォーム・リノベーションが主流です。

取り入れやすい自然素材ですが、素材の特性そのものを理解し、建築設計することで良さが引き立つことを忘れてはいけません。
これからの住まいづくりは、自然素材の良さを最大限に生かした建築・施工技術が必要とされる時代になってくるのではないでしょうか？

St.Moritz（サンモリッツ）は、自然素材を生かした、本格的な輸入住宅の建築・施工を経験してきました。そういった視点から、自然素材の特性を生かした家作りをしています。

無垢材とは、天然の木から採れる木材のこと。
無垢材は、天然の素材ならではの特性がそのまま生かされています。
弾力性に富んでおり、衝撃を吸収するため、床材として使えば、足腰の負担を軽減することが出来ます。人工的には再現することのできない天然素材の良さを実感できます。

・調湿作用
無垢材は、常に呼吸しています。湿度が高い時は水分を吸収し、乾燥時には水分を放出します。木は優れた調湿作用を備えています。木の調湿作用によって、快適な室内環境を保つことが出来るのです。
・経年変化
無垢材は、使い込んでいくほどに深みが増していきます。時間が経過するとともに、革製品のように味わいが深まります。そして、メンテナンスをしていくことで愛着が増してくるのです。

漆喰の主原料は、石灰岩です。石灰岩は、貝殻やサンゴなどの動物の化石が推積して出来たもの。
その中は、多孔質構造になっており、高い調湿機能や消臭機能を持っています。
漆喰も、産地により様々な違いがあり、St.Moritz（サンモリッツ）では、フランス漆喰・スイス漆喰をメインに使用しています。

-フランス漆喰の特徴-
・南フランスプロヴァンス地方で採取される石灰岩を使用。
・化学物質を使用しない安全の素材。
・モルタル下地の他、クロスにも塗ることができ、塗り替えも可能。

セニデコ社のフランス漆喰は、自然な風合いと、美しいカラーが表現できることが特徴です。南仏プロヴァンス地方の天然素材の安全性も高く評価されています。

St.Moritz（サンモリッツ）では、内装仕上げ材にシラスを使用した家作りも行っています。
珪藻土のブームと共に、シラスも注目を集めています。シラスも産地によって様々な特徴があります。
St.Moritz（サンモリッツ）は、鹿児島の「高千穂シラス」が原料の、「薩摩中霧島壁」のシラスを使用しています。
「高千穂シラス」は、自然素材100%にこだわって生まれたシラス壁です。
安心の建築資材を使っての家作りは、長く引き継ぐ家に必要不可欠です。

無垢木材と快適に付き合っていくために、塗料は欠かせません。
身体にやさしい自然塗料を選ぶのはもちろんのこと、木の特性を生かした塗料を選択していく必要があります。
St.Moritz（サンモリッツ）は、自然植物油を使用している自然塗料「オスモカラー」と「リボスカラー」をメインに使用しています。
「オスモカラー」「リボスカラー」ともに、食品と同じレベルの高い安全性の自然塗料です。
安心・安全の自然塗料というのは同じですが、それぞれに特徴があります。
St.Moritz（サンモリッツ）では、木の素材に合った塗料をご選択させて頂きます。

St.Moritz（サンモリッツ）は、窓枠のサッシに自然素材の樹脂サッシや木製サッシを使用しています。
「樹脂サッシ」を使用することで、通常のアルミサッシよりも高い断熱性能を生み出し、結露の発生も抑えてくれます。ペアガラスも使用しています。
「木製サッシ」は、木の持つ自然な風合いが、部屋の雰囲気を暖かく演出してくれます。