通気シート
エアー・パッセージシート

通気シートについて

一般的に、家を建てる際に使用する外壁下地シートは、透湿・防水シートを使用します。透湿・防水シートは、主に透湿性能と防水性能を備えています。
透湿性能は、家の中の湿気を通し結露を防ぎ室内や断熱材の乾燥状態を保ちます。防水性能は、外部からの雨水の浸入を防ぎます。どちらも家にとって大切な役割となります。

一方で、当社が使用している通気シートとは、通常、透湿・防水シートを使う際に必要となる、縦胴縁を用いずに通気層を確保する、2種類の構成で作られた通気シートです。
施工方法も、一般的な通気工法とは違い、APM工法と言われる施工方法を用います。APM工法は、縦胴縁や透湿シートを用いずに通気層を確保する優れた工法です。
通気工法は、胴縁を使用し、外壁内の通気を確保しますが、エアー・パッセージシートは、通気部と防水部の2種類構成で作られたシートなので、シート自体が通気する仕組みなのです。

エアーパッセージシート

モルタル用通気シート エアー・パッセージシートとは?

St.Moritz(サンモリッツ)では、透湿防水シートの代わりに、断熱材「アイシネン」との相性の良い「モルタル用通気シート エアー・パッセージシート」を使用しています。
「モルタル用通気シート エアー・パッセージシート」は、デュポン社の高性能不織布を用いた防水機能と通気性能を併せ持つモルタル用通気下地シートです。

St.Moritz(サンモリッツ)は、外壁施工の際に用いる下地シートにもこだわりを持っています。

エアーパッセージシート

■通気部と防水部の2構成で作られた通気シート

「エアー・パッセージシート」は、縦胴縁や透湿シートを用いずに通気層を確保する、2種類の構成で作られた通気シート。

通気部は、透湿素材で出来ているので、壁体内から放出される湿度を効率的に排出し壁内結露を防止します。又、形状保持強度にも優れています。

防水部も備えているので、もちろん防水機能も発揮します。

■APM工法で施工時間の短縮、胴縁費用を削減

施工方法は、「国土交通大臣特別評価認定取得」済み、長期優良住宅対応の外壁通気構法「APM工法」を用います。
縦胴縁や透湿シートを用いずに通気層を確保する優れた工法です。

■デュポン社高性能不織布の直接取引が可能

「モルタル用通気シート エアー・パッセージシート」は、株式会社山中製作所が製造しています。外壁施工の際に用いられる、透湿防水シートで有名なデュポン社との共同開発で作られました。特許も取得しています。
St.Moritz(サンモリッツ)は、ミネルバ工房時代の古くから、山中製作所との付き合いがあり、商社を通さずに、「モルタル用通気シート エアー・パッセージシート」の直接取引が可能です。施工費のコスト削減が可能です。

「自然素材を使った長く受け継がれる家」を建てるには、「モルタル用通気シート エアー・パッセージシート」が最適と考えています。
無垢材など木材には、素材そのものに調湿作用が備わっているとお伝えしましたが、塗り壁仕様のモルタル外壁で用いられる漆喰や珪藻土なども調湿作用が備わっています。
断熱材「アイシネン」同様に、素材本来の良さを生かす。

つまり、「モルタル用通気シート エアー・パッセージシート」を使用し、外壁側の調湿作用も、素材の本来の良さを生かした施工方法を用いるということ。内壁側から放出される適度な湿度が、外壁側へ排出されずに残った場合でも、外壁側でためずに、通気をよくして乾燥させる。よって、快適な「自然素材を使った長く受け継がれる家」を作り出すことができるわけです。
サイディングでは難しい、漆喰や珪藻土を使った外壁塗装で「自然素材を使った長く受け継がれる家」を実現しましょう。

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